「デキストリンと難消化デキストリンって何が違うの?」
「成分表に書いてあるけど、どっちを選べばいいの?」

食品やサプリメントの成分表を見て、「デキストリン」や「難消化デキストリン」という言葉を目にしたことがある人も多いのではないでしょうか?

しかし、両者の違いや効果を正しく理解している人は意外と少ないのが現状です。

そこで今回は、デキストリンと難消化デキストリンの違い、役割、健康への影響、どちらを選ぶべきかを分かりやすく解説します!


デキストリンとは?基本的な特徴と役割

1. デキストリンとは?

まず、デキストリンはでんぷん(トウモロコシやジャガイモなど)を加水分解して作られる多糖類です。

分子の大きさや構造によって性質が変わるため、食品添加物や栄養補助として広く使用されています。

項目デキストリンの特徴
主な原料トウモロコシ、ジャガイモ、タピオカなどのデンプン
用途増粘剤、安定剤、粉末食品の固結防止など
消化性体内で消化・吸収されやすい

デキストリンは水に溶けやすく、エネルギー補給源として利用されることが多いため、スポーツドリンクや粉末食品などに使われています。


難消化デキストリンとは?健康効果の高い食物繊維

1. 難消化デキストリンとは?

次に、難消化デキストリンは、デキストリンをさらに加工して、体内で消化されにくい性質を持たせたものです。

簡単に言うと、水溶性食物繊維の一種として機能します。

項目難消化デキストリンの特徴
主な原料トウモロコシ由来のデンプン
用途食物繊維補助、血糖値・血中脂質のコントロール、整腸作用
消化性体内でほとんど消化されず、腸まで届く

難消化デキストリンは、特定保健用食品(トクホ)や健康食品によく使用されており、糖の吸収を抑えたり、腸内環境を改善したりする働きがあります。


デキストリンと難消化デキストリンの違いを比較!

さて、両者の違いを分かりやすくまとめると、以下のようになります。

比較項目デキストリン難消化デキストリン
主な役割増粘剤、粉末食品の安定化、エネルギー補給食物繊維補給、血糖値や脂質のコントロール
消化のしやすさ体内で消化・吸収されるほとんど消化されず、腸まで届く
健康効果ほぼなし(カロリー源)整腸作用、血糖値・脂質のコントロール
使用例スポーツドリンク、粉末食品、サプリメントトクホ飲料、食物繊維補助食品

つまり、デキストリンは食品の加工やエネルギー補給に使われるのに対し、難消化デキストリンは健康効果を期待して摂取するものという違いがあります。


難消化デキストリンの健康効果とは?

1. 整腸作用で腸内環境を改善

まず、難消化デキストリンは水溶性食物繊維として腸内の善玉菌を増やし、便秘の改善に役立ちます。

特に酪酸菌などの短鎖脂肪酸を増やす効果があり、腸内フローラのバランスを整えます。

2. 食後の血糖値上昇を抑える

そして、食事と一緒に難消化デキストリンを摂取すると、糖の吸収が緩やかになり、食後の血糖値上昇を抑えることが研究で確認されています。

これは、糖尿病予防やダイエットにも役立ちます。

3. 血中脂質を下げる効果

難消化デキストリンを継続摂取すると、LDLコレステロールや中性脂肪の減少に寄与することが報告されています。

脂質異常症の予防や心血管疾患のリスク低減にもつながると考えられています。


腸内環境を整えたいなら「京谷商会の酪酸菌青汁」もおすすめ!

腸内環境を整えるには、食物繊維+酪酸菌を一緒に摂取することが効果的です。

「京谷商会の酪酸菌青汁」には、デキストリンと難消化デキストリンに加えて、腸内環境を整える酪酸菌が配合されており、毎日の腸活をサポートします。

酪酸菌が腸内フローラを整え、善玉菌を増やす
水溶性食物繊維が豊富で、便秘対策をサポート
大麦若葉やモリンガ配合で、栄養バランスも◎
・抹茶風味で飲みやすく、続けやすい

難消化デキストリンと併せて、腸の働きを整える習慣を取り入れてみてはいかがでしょうか?

酪酸菌青汁はAmazonで販売中!

大麦若葉、モリンガ、酪酸菌、難消化性デキストリン、黒糖を配合し、イキイキとした腸活のために作られた「酪酸菌青汁」は、Amazonにてご購入いただけます。

Amazonでの販売価格

  • 単品購入 2880円
  • 定期購入 2592円(10%オフ)
京谷商会の酪酸菌青汁
京谷商会の酪酸菌青汁

まとめ|デキストリンと難消化デキストリンの違いを理解しよう!

📌 デキストリンと難消化デキストリンの違い
デキストリン → 食品の増粘剤や粉末の安定化に使われ、消化・吸収されやすい
難消化デキストリン → 水溶性食物繊維として機能し、整腸作用や血糖値のコントロールに役立つ

📌 健康を意識するなら難消化デキストリンが◎
腸内環境を整え、便秘改善に効果的
食後の血糖値上昇を抑え、ダイエットや糖尿病予防に貢献
血中脂質の低下をサポートし、生活習慣病予防に役立つ

成分表に「デキストリン」や「難消化デキストリン」が記載されていたら、どちらの目的で使われているのかをチェックして選ぶことが大切です!

投稿者プロフィール

西田真由美
西田真由美