青汁の飲みすぎ

青汁は「栄養補助食品」なので、医薬品やサプリメントと違って1日の摂取量に厳密な規定はありません。

しかし、健康に良いからと飲みすぎてしまうと、思わぬ不調の原因になります。

今回は、青汁を1日何杯飲めばいいのかや、飲みすぎた場合のデメリットと副作用を解説します。

青汁の飲み過ぎが心配な方、青汁を始めるか迷っている方は、ぜひ参考になさってください。

青汁は1日1〜2杯が規定量

多くの青汁は、1日の摂取目安を1〜2杯としています。

青汁はあくまで「食品」であり、1日に何杯飲むか明確な制限はされていません。

しかし、いくら健康によいとはいえ、多量に摂取すればより効果が高まるというものではないため、それぞれの青汁に明記された摂取目安量を守ることが大切です。

1日何杯飲むか迷った場合は、パッケージに書かれた適量を必ず確認しましょう。

青汁の大量摂取は実は意味がない

「体にいいものは、たくさん食べるとよく効く」と考える方も多いのですが、実はそうではありません。

なぜなら、栄養素にはそれぞれ「吸収率」が決まっており、1度にたくさん摂取しても吸収しきれない成分はすべて排出されてしまうからです。

青汁を飲みすぎることのデメリットと副作用

青汁は医薬品ではないため、いわゆる「副作用」はありません。

しかし、青汁はさまざまな栄養素が含まれているため、過剰に摂取すると体質や健康状態によっては不調の原因になってしまうことがあります。

特に安い青汁は栄養素が添加物として配合されている場合もあるため、過剰摂取にならないように成分表示をよく確認することが大切です。

食物繊維の過剰摂取

食物繊維は、適切にとれば便秘解消や腸内環境改善などに効果的です。

しかし、過剰摂取してしまうと下痢になったり、胃腸の不快感、便秘の悪化につながる可能性があります。

また、腸内に食物繊維が多すぎると、必要なミネラルやたんぱく質まで便とともに排出されてしまうため、栄養素の吸収を妨げてしまうことを覚えておきましょう。

ビタミンEの過剰摂取

ビタミンEは抗酸化作用が強く「若返りのビタミン」ともよばれています。

適切に摂取すれば、血栓や動脈硬化の予防、悪玉コレステロールの減少、細胞膜の健全化などに効果的です。

しかし、飲みすぎてしまうと骨粗鬆症のリスクが上がったり、脳卒中の発症率が高まります。

体内に蓄積しにくいため食事で過剰摂取になることはありませんが、青汁と同時にサプリを摂取している場合などは注意しましょう。

カリウムの過剰摂取

カリウムは細胞内液の浸透圧を調整したり、取りすぎた塩分を排出する効果がある栄養素です。

通常の食事で過剰摂取になることはまずありませんが、万一「高カリウム血症」状態に陥ってしまうと、電解質代謝異常や肝障害を起こす原因になります。

カリウムを取りすぎると腎臓に負担がかかるため、特に腎機能障害や人工透析の方は注意しましょう。

そのほかの青汁の過剰摂取によるデメリットについては「青汁には副作用がある?正しい選び方を徹底紹介」の記事も参考になさってください。

青汁は適量を守って毎日続けることが大切

青汁の過剰摂取による健康被害がでるのは、1日100杯以上などびっくりするような量を飲んだ場合がほとんどです。

そのため、青汁を規定量より少し多めに飲んでしまったとしても、不安になる必要はありません

青汁を飲む際は1度に大量に飲むのではなく、1日何回かに分けて、毎日飲み続けることが大切です。

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青汁は効果が実感できるまでだいたい3ヶ月必要と言われていますので、ぜひ「ごはんと一緒に」「朝起きたら」など自分のタイミングを決めて継続してみてくださいね。